赤ちゃんに虫歯ができやすいのか説明しています
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  1. 哺乳瓶や母乳を飲んでいる赤ちゃんに虫歯ができやすいって本当?

哺乳瓶や母乳を飲んでいる赤ちゃんに虫歯ができやすいって本当?

哺乳瓶や母乳を飲んでいる赤ちゃんに虫歯ができやすいって本当?

赤ちゃんに急増中の哺乳瓶虫歯とは?

哺乳瓶虫歯とは、1歳半から2歳の赤ちゃんに多い、赤ちゃん特有の虫歯です。哺乳瓶でミルクを飲むことで発生するもので、母乳についても同じ症状が出ます。

哺乳瓶虫歯は、まず前歯2本が虫歯になり、そのまま気づかず放置することによって3歳頃までに乳歯20本がすべて虫歯になってしまいます。そしてこれは通常の虫歯と同じく、永久歯の発育や顎の形成などにも影響を及ぼします。

乳歯の虫歯は永久歯の虫歯のように黒く変色せずに乳白色のまま進行すること、そして赤ちゃんは「歯が痛い」とは訴えてくれないことなどにより、気づかずに放置してしまいがちです。哺乳瓶虫歯が進行すると歯に穴が空いて欠けて来るので、そうなったら目に見えてわかりやすいのですが、歯が欠けるほど進行しているときには歯全体に広がっていることが多く、そうなると歯全体を治療する必要が生じます。そうなる前に赤ちゃんの様子をよくチェックして、歯のほんの少しの変色を見逃さないようにしましょう。

哺乳瓶の虫歯の原因

哺乳瓶を使ってミルクをあげたり母乳を飲ませたりしてそんな恐ろしい虫歯になるのなら、一体赤ちゃんにミルクをあげるのにどうすればいいの?と思いますよね。でも哺乳瓶での授乳や母乳を飲ませることがすべて哺乳瓶虫歯につながるわけではありません。

哺乳瓶虫歯の原因は、長時間に渡って飲みものが口の中に留まることです。哺乳瓶を使ってミルクを飲ませたりお母さんのおっぱいから授乳したりすると、コップで飲みものを飲むときよりもはるかに長い時間飲みものが口の中に滞在します。少しずつ口の中に溜めていって、溜まったら飲み込む、というシステムになるからですね。これにより、ミルクや母乳の糖分が虫歯の原因を作ってしまうのです。

哺乳瓶を使ったり母乳を飲んだりしている赤ちゃんの中でも、長時間くわえていることが多い赤ちゃんが哺乳瓶虫歯になるケースが多いようです。哺乳瓶をくわえていないと不安になって泣いてしまうという赤ちゃんには、哺乳瓶を与えつつ中の飲みものを白湯かお茶にしてみましょう。また、夜寝ながらの授乳も危険です。口の中に糖分が滞在したまま唾液が減る睡眠時間へと突入してしまうのは、虫歯を呼び込む条件がすべて揃った状態であると言えるでしょう。

哺乳瓶の虫歯の治療

哺乳瓶虫歯について何か特別な治療方法があるわけではありません。虫歯の状態としては通常の虫歯と同じなので、歯医者さんへ行ってもそれほど怖がらない、泣かない、という赤ちゃんには大人と同じ虫歯治療が施されます。

ただ年齢が低すぎることから、恐怖を与えすぎるのを避けるために通常の治療が行えない場合があります。そのときは、フッ素と銀の化合物であるサホライドという物質を3ヶ月に1度歯に塗布することで治療を進めます。銀の部分が虫歯に触れることで酸化するためその部分が黒くなり、見た目が悪いのが難点ですが、治療時間が短く通院回数も少なくて済むため、哺乳瓶虫歯には多く適用されている保健治療です。

いずれにしても虫歯治療は赤ちゃんにショックを与えかねません。こんな小さいときに治療を行わなくてすむよう、哺乳瓶や母乳の取扱いにはよく注意し、歯が生え始めたら早めにコップへ移行してお茶や白湯を飲ませるようにしましょう。

哺乳瓶の虫歯の治療
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